前回から日数が空きましたがノイエジール製作日記の第二回
今回は下準備と仮組&感想編になります。
■データー
メーカー Bクラブ
スケール 1/220
材質 レジン
パーツ数 約200(ポリキャップ等含む)
デザイナー 明貴美加
プライス 38000円
流通状態 絶版
運用年代 STARDUST NEMORY 0083
所属軍隊 ジオン
モビルアーマー名 AMA-X2 NEUEZIEL
■改修内容
劇中と私のイメージするカスタム機の融合 >>
トップエースであるシャアが搭乗する専用機に相応しい仕上がりを目指します。
■スタート
①まずパーツチェックから始めます、パーツリストと実際にパーツを見ながらチェックするのですが大きいパーツは良いとしてバラバラの状態で梱包された小さいパーツが種類と数が多く見る角度に形状が異なります、またそれぞれ似通っているので判別に結構が掛かりました(Bクラブとはいえガレキで絶版なのでパーツ請求は期待できないので慎重にしました)→パーツはオールOKでした。
②次に説明書を見ながら仮組です
まず完成図を見てパーツの合いと全体のイメージをします、各パーツのディティール、造型は素晴らしくプロポーションバランスも良好でこの段階ではどこをどう改修していいかイメージできません(汗)、ただ1つ気になる事がありました機体が垂直に浮い状態でスタンドにジョイントするのですが見るからに不安定な印象です、前回組み立てたスタンドは結構大きくてガッシリした作りでしたがノイエジールをセットするとそんなに大きく感じません、またスタンドへのジョイント方法は細長い下部タンク?を載せるだけです、これで上半身が大きく左右に張り出し重心が上に集中しているプロポーションなのに大丈夫でしょうか?スタンドの接合部は下部タンクのRに沿って凹状に造型されており下部タンクを載せるとピッタリです、しかし全身を載せるにはリスクが大き過ぎます、解消するには太くて長いビスを数箇所打つ必要があると感じました。(しかしそれはやりたくないなぁ、何か良い手はないものか?)今までキットレビューや参考になる書籍など見た事が無いので自分でジョイント方法を探究します。
③さていよいよ仮組です
・太いパーツの接合はドリルで開口し極太のステンレスパイプor真鍮線でガッチリとジョイント、また構造上弱いと断した凸部は総て真鍮線orステンレス線で補強。
・この機体のポイントパーツであるバーニアは大きく特殊形状(市販の金属パーツのコンバートは不可能)なので総て旋盤加工が必要と判断、もちろん多重構造にします。
・隠し腕は結構ウエイトが掛かる箇所にも関わらず間接部の12箇所総てがモナカ割構造なのでしっかりとした補強が必要
・現時点でガレージキット特有の気泡や歪みはあまり気にならなかったがサフェーサーを吹く段階で分かると思います。
・モールドは曖昧な箇所を彫り直しが必要
全体を仮組した印象はHG1/550に比べ1コ1コのパーツが大きいのですがそれに加えて伸びやかな造型とガレージキット独特のディティールでインジェクションキットには無い魅力を感じます。Bクラブのガレージキットの中でも非常に完成度が高い部類に入るではないでしょうか?、改修しないで普通に製作し塗装するだけでもかなりな満足感が得られると思います。(とは言ってもキッチリ製作するとなるとそれなりに日数と労力を必要とするでしょうが)
さて今回はシャア専用MAとしてフル改修するのですがただ闇雲に思いついた改修をしても終盤に全体のバランスを欠いてしまいます、
そこでまず③で気になった部分からスタートします
■ショルダーアーマーユニット
装甲に装備されたバーニアは総て必要最低限の強度を残し旋盤加工、大き目のカットなのでシャープなエッジが確認できると思います。
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